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| 駄文 |
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(翔子ちゃんのことだから、周りの迷惑にならないように隠していただろうに……それを見抜くとは……)
全く的が外れている事柄に総司は感心していた。
「それでよ、お前にこいつを保健室に連れて……ぐはっ!」
淳司が苦悶のうめきをあげる。それは翔子に肘鉄を腹に打たれたからなのだが、総司からは翔子の肘鉄が死角になっていたため、どうして淳司が苦しみだしたのか皆目検討がつかない。
「真島君、腹が痛いのかい?」
「バカヤロ!見てわかんないのか?!やられたんだよ、しば……グフ!」
淳司の腹の部分は翔子の体が死角になって総司からはやはりよく見えない。
しかし、淳司は自らの手を腹にあてて苦痛を和らげようとしていた為、推察するにその痛みはかなりのものだ、と総司はずれた思考をしていた。
「何にやられたんだろうね、真島君」
昨日のご飯にでもあたったのかな、と翔子は笑顔で小首を傾げている。当然の事ながら具合が悪くなどはない翔子からは、具合が悪いようには全く見えない。いつもより顔が輝いて見えるくらいだ。
まあ、これも周りに迷惑をかけないように、と翔子が配慮してのことなのだろうと、とにかく鈍感な総司は相変わらず違った所に感心する。
「じゃあ、二人共保健室に行こうか」
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